お父様・お母様から、よくこんな質問を頂きます。
「遺伝子検査で子供の将来の成績がわかりますか?」
それは、遺伝子検査ではわかりません。
しかし、それは幸せなことなのです。
生まれ持った遺伝子だけで、将来の成績が決まってしまう事は決してありません。潜在的な能力(遺伝子などの要因)、属にいう才能があっても、何もしなければ、その影響は30%程度であるともいわれています。
なぜなら、
成績(結果)とは、才能(遺伝子などの要因)×努力×運×自身×好み
という方程式によって成績は上下する可能性があるのです。
多くの遺伝子検査は「能力(才能)」を見る事だけに傾倒して、本来の活用方法を伝えきれていないのではと思いから、本コンテンツで少しだけでも活用方法をお伝えできれば幸いです。
重要なのは、きっかけと
継続するやる気
たとえば学習能力で大切なものとなる「記憶力」
「記憶力」に関する遺伝子「BDNF」の診断結果から考えられる、お子様に対する大まかな学習の仕方の例を考えてみました。このような、考え方を持って遺伝子検査を活用して頂くと、お子様の才能を育てていきやすくなるでしょう。
本編のドクターコメントもぜひご参考ください。例えば、CHRM2の結果は、判断能力・理解力・推理力・読解力・計算力といったスキルを習得する上での参考に。SNAP25の結果は、理系・文系といった進路や方向性を考えるうえでの参考になります。
子供たちに勉強をさせる理由は様々。受験のため・学校の補習のため・留学のため・将来のため、、、しかし、結局は、上手に生きていくための手段や方法を学ぶ事ではないでしょうか。「勉強しろ、勉強しろ」と、子供を叱る前に「勉強する目的ってなんだろうね?」と本音で語りかけると、子供の方がかえって危機意識を持っている場合もあります。漠然とした将来の夢や、今の悩みごとなど具体的なことを一緒に考える事が目標づくりに役立ちます。
あなたは「お母さん、この問題できたよ!」という子供に、素っ気なく答えていませんか?照れくさくても少しオーバーに「うわぁっ!すごいね!良くて出来たね!」と誉めてみましょう。認められたいという欲求は人間の本能です。その思いを満たす言葉は、子供の向上心を刺激するとびきりのスパイスなのです。あなたに誉められたお子様は「わかる」喜びが100倍増すと考えてみましょう。「次もやってみよう!」「やってみたらできた!」「できなかったら、できるまでやりたい!」という、自立学習の黄金パターンを身につけることになります。
あなたならモヤモヤした状態で何かに打ち込まなければならない時はどうしますか?子供が勉強を嫌がったり、勉強を目の前にして逃げたがるのは「自ら進んで勉強する目的がはっきりと見えていない」「どこから、どこまでやればいいのかわからない」というサインなのです。このように勉強の習慣が定着していない場合は、甘えを断ち切ってあげる必要があります。まずはできる範囲の勉強のルールを自分で決めさせて、親が必ず守らせるという毅然とした態度を取るべきです。厳しいだけではなく、たまには、ご褒美のルールも決めてあげると良いでしょう。
子供たちに勉強をさせる理由は様々。受験のため・学校の補習のため・留学のため・将来のため、、、しかし、結局は、上手に生きていくための手段や方法を学ぶ事ではないでしょうか。「勉強しろ、勉強しろ」と、子供を叱る前に「勉強する目的ってなんだろうね?」と本音で語りかけると、子供の方がかえって危機意識を持っている場合もあります。漠然とした将来の夢や、今の悩みごとなど具体的なことを一緒に考える事が目標づくりに役立ちます。