子ども能力遺伝子検査 > 子供の能力遺伝子検査 開発の想い
子供の能力遺伝子検査や、その他の「才能を見いだす」「潜在能力がわかる」といった遺伝子検査に興味を抱いた方は、「才能」や「天才」ということを強く意識されている方だと思います。自分自身でも「才能」や「天才」と言う事を調べられた方も多く、自分自身での答えをお持ちかもしれませんが、弊社としての考えや「子供の能力遺伝子検査」に関して書かせて頂きます。
乱暴な言い方をしてしまえば「天才」とは、結果的に「ある事を求められている環境下において」期待通り、もしくは期待以上の「結果」をあげた人なのではないでしょうか。そして、才能とは、その結果を導きだした「素質」の事だと考えています。
例えば、実際にありえないですが、金メダリスト級に足が速い人が事務職をメインとした職場にいたとして、その方は「素質=才能」を持っているとします。ですが、事務職で金メダリスト級に足が速かったとして「天才」と言われるのでしょうか?恐らく、その方は「天才」と評価されることはないと思います。これは、誰もが、「当たり前の事だ、それは才能の使い方が間違っている」と感じる話しだと思います。
では、昔から私たちは何故「天才」や「才能」といった言葉にある種の憧れの念を持ってしまうのでしょうか?
これは、まさに人それぞれの理由があると思いますが、やはり天才と呼ばれる人々の偉業や功績など、それをなしとげた事への憧れなどへの思いが強いと思います。また、人の本能的な欲求に「認められたい」という欲求があることも原因にあると思います。
そして、可能であるならば自分も何らかの才能を発揮してみたいと思ってしまうものです。また、自分の子孫、特に子供には、やはり素晴らしい人生を送って欲しい思うものです。その答えの1つとして「才能」を発揮して活躍して欲しいと願ってしまいます。(その結果として「天才」と呼ばれるようになってくれると非常に嬉しく感じるでしょう)
その為のアプローチの1つとして、近年出てきているのが、「才能を発見する」という遺伝子検査です。
もともとは、中国の国家プロジェクトとして始まったと言われている才能遺伝子検査です。そもそも「遺伝子で才能がわかるのか?」「遺伝子に何もかも決められてしまっているのか?」という疑問がすごくわくと思います。
これに、答えるとすると「遺伝子だけでは、はっきりとはわかりません。」これが、率直な答えになります。
「じゃあ、この遺伝子検査自体意味がないじゃないか」となりますが、
そうではないのです。
才能(素質)に、関与している遺伝子というものは実際に存在しており、国際的にも多数の研究が日々行われており、その因果関係も研究され続けています。ただし、人間を形づくっている遺伝子は2万〜3万個あるとされており、その膨大な組合せから多様な個々人ができています。その為、単一の遺伝子だけを切り取ってみて「あなたは○○の才能があります」といったことは言えないのです。その為、私たちが行っている「子供の能力遺伝子検査」でも「○○の才能があります」という表現は使用せず、他社の物と比較されると解析する遺伝子の数が少なくなっているのも、各項目に対して因果関係が強いものをお医者様と厳選して(弊社は、病院と遺伝子検査を共同開発しております。)いった為、解析する項目数が少なくなっているのです。無理矢理拡大解釈をして結果を提示するぐらいなら、私たちは解析項目に入れないという選択肢をとりました。
話しを、この遺伝子検査をする意味に戻すと。
「遺伝子だけでは、はっきりとはわかりません。」でも
「こういった傾向を持つ遺伝子を保有している」という事はわかります。
実は、才能があっても何もしなければ、その影響は30%程度であるともいわれています。
これが、遺伝子の影響度なんです。
なので、この30%の影響にプラスして「相当量な努力」と「運」さらに「環境」これが重なったとき
素晴らしい成果がでます。
この遺伝子検査は実際は何歳の方でも受けられます、ですが、一見お子様を対象としているのは、
「相当量な努力」「運」「環境」この部分を重視しているからなのです。
既に大人になり、社会に出てしまっている方にも参考になる部分は多々あり、別の活用方法もあるのですが、
お子様の場合、親御様がある程度導いて準備してあげられる期間がとれるという点が、この遺伝子検査が役に立つのです。
冒頭の話しで出てきた「ある事を求められている環境において」などは、まさにお子様の年齢が低い時期ですと、ある程度、親御様が用意してあげることができます。また、「相当量な努力」も、上手くお子様を導いてあげることも出来ます、「運」も「環境」と「努力」を用意できれば確立は、何もしないより格段に跳ね上がります。そして、お子様が何かやってみたいと言った時にも、親として何となく向いてるかもと思っていても踏ん切りが付かない時のきっかけにも使えます。
今の科学・スポーツは、とても高度です。ですから「天才的なひらめき」とか言う前に、最先端の科学を理解するだけの土台が必ず必要です。スポーツでも高度な戦術をこなせる技術が必要です。そこまで理解するのに、かなりの訓練が必要ですし、技術も必要です。内容がよくわからない人が、勝手に「天才だ」「才能がある」と言ってるだけで、実際は、どの分野の人でも、物凄く膨大な努力を積み上げているわけです。
求められる結果がある場所で(科学でもスポーツでも)、結果を残すための努力を積み重ねられるようにしてあげる事がお子様の時期であれば、親御様のサポートで大きく変わってくると思います。
ぜひ、この遺伝子検査を上手く使って頂き、お子様の幸せな人生の為の一助となることを切に願っております。